Furwise が解決したいこと

私が初めて猫と暮らしはじめた最初の一か月は、毎日のように何かしら心配していました。今日はごはんの量がいつもより少ないけど、どこか具合が悪いのかな。水を飲んでいるところを見ないけど、これで足りているんだろうか。うんちが少しやわらかいのは大丈夫かな。一日中ほとんど動かずに寝ていたかと思えば、夜中になると急に元気になって家じゅうを走りまわる。そんな小さなことのたびに、ネットであれこれ調べて、ようやく少し安心する。その繰り返しでした。

調べても、わからないことはやっぱり残ります。「猫 嘔吐」で検索すると、出てくる記事はどれももっともらしいのに、よく見ると同じ内容を写し合っただけのものが多い。あのとき私がほしかったのは、ちゃんとした知識を、誰かがわかる言葉で説明してくれることでした。これは落ち着いて様子を見ていいもの、これは早く病院へ連れていくべきもの。その見極めの目安があれば、気持ちもずいぶん楽になります。

Furwise は、あのころの自分のために作ったものです。どの記事も、獣医学の研究や臨床ガイドラインを土台にして、そこに私が動物病院の現場で見てきたことを重ねています。アプリはそれを、ふだんから無理なく読めるガイドにまとめ、必要なときにすぐ開けるようにしました。調べる時間を減らして、その分だけ猫とゆっくり過ごせるように。

自己紹介

私はもともとエンジニアで、十年ほどプログラムを書いてきました。Microsoft、Pinkoi、TrendMicro などで働き、この Furwise というアプリも自分で作っています。猫の健康については、自分の勘には頼りません。どの説明にもきちんとした出典を探し、見つからないときは「今のところはっきりした答えはない」と正直に書きます。

プログラムを書くほかに、台北の動物病院でアシスタントとしても働いています。毎日診察室にいると、飼い主さんが実際にどんな状況なのかが見えてきます。何を心配しているのか、どこでいちばんつまずきやすいのか。そうして見えてきたことを、私は Furwise に反映させています。あなたの家の猫を、もっと上手に見てあげられるように。

あれは 2025 年のことです。ヘネシー(阿軒)が猫下部尿路疾患と診断されたとき、私は最初すっかり慌てていました。それから獣医さんとじっくり話し、家に帰って自分でも調べて、猫の泌尿器の問題がどういうものか、そしてヘネシーが今どんな状態なのかを少しずつ理解していきました。すると、どう寄り添っていけばいいかが見えてきて、最初よりずっと落ち着いて向き合えるようになったのです。あの日々で気づいたのは、知識があって、記録すべきことを残しておけば、いざというときに自分のすべきことがわかる、ということでした。Furwise はそこから生まれた発想です。

だから記事を書くときも、アプリを作るときも、私はいつも画面の向こうにいる人のことを思い浮かべます。その人の今の気持ちは、きっとあのころの私と同じなのだろうと。

記事ができるまでと、私が踏み込まない領域

一本書く前には、まず下調べをしっかりします。臨床ガイドラインや査読を経た研究から始めることが多く、Cornell Feline Health Center、ISFM / iCatCare、WSAVA、AAFP、ACVS あたりはよく出発点にしています。どの説明も、少なくとも独立した二つの情報源と照らし合わせます。両者で言っていることが食い違うときは、両方の見解を書いて、どこで意見が分かれているのかをはっきり示します。獣医学には、まだ結論の出ていないことがたくさんあります。そういうときは曖昧にぼかさず、「今のところはっきりした答えはない」とそのまま書きます。

私は獣医師ではありません。診断や薬の処方といった専門の領域は、獣医師に任せるべきものです。Furwise は、診察の前後に必要な準備を支える脇役だと思ってください。診察の前には、ふだんの記録や気づいたことをためておき、関連する知識を一緒に読み解いておく。そうすれば診察室で何を聞けばいいかがわかり、獣医さんも状況をつかみやすくなります。家に帰ってからは、先生からの指示や必要な知識を整理して、この先どうケアを続けていけばいいかが見えるようにします。

獣医学の研究や推奨される対応は、つねに新しくなっていきます。だから古い記事も、私はそのつど読み返して、足すべきところを足し、直すべきところを直しています。あなたが読むものが、できるだけ最新であるように。どの記事にも最終更新日を入れています。

アプリがどのように愛猫のケアを支えるか

Furwise の中国語名は「毛孩指南」といいます。ベテランの猫飼いがあなたに宛てて書いたガイド、そんなふうに読めるものでありたいと思っています。動物病院で見てきたこと、自分が猫と暮らして学んだこと、その一つひとつが、アプリのなかで毎日役に立つ機能になっています。ワクチン、避妊・去勢、駆虫、定期的な血液検査。時期が近づけばアプリが知らせてくれます。症状や薬、体重もその場で書き留めておけば、あとから探したいときにすぐ見つかります。家に猫が何匹いても、世話をする人が何人いても、みんなで一緒にケアして、記録を更新していけます。そして、どのお知らせにも、その裏付けとなる知識記事が一本ずつあります。

Furwise は App Store で配信中です。

編集方針

記事であれ、アプリであれ、Furwise は次の四つを守っています。

医学的な記述には、必ず出典を

よりどころにするのは、査読を経た研究と、認められた臨床ガイドライン(Cornell Feline Health Center、WSAVA、iCatCare、ACVS、AAFP など)だけです。ペットフード会社の記事を写したり、検索順位のために量産された記事を引用したりはしません。

ペットフード会社からお金は受け取らない

自社製品について書いてもらうために、ペットフード会社からお金を受け取ることはしません。これは今だけのポーズではなく、ずっと変わらない約束です。

診察室で見たことは、個人が特定できない形で

動物病院で見て、みんなに知ってほしいと思ったことは、知識としてまとめて共有します。ただし必ず個人が特定できない形にして、どの猫か、どの飼い主さんかがわかってしまうような細かい点は残しません。

記事は、これからも更新し続ける

記事は新しい研究に合わせて更新していきます。どの記事にも、最終更新日を入れています。

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